廃タイヤ・廃プラスチック油化事業
廃タイヤのリサイクル率は常に90%を超え、産業廃棄物の優等生とも言われています。廃タイヤリサイクルの現状は、サーマルリサイクル(補助燃料)としての利用が約60%、この内の約40%は製紙業で利用されています。しかし昨今のペーパーレス化の流れにより製紙工場の稼働率が低下し、更に廃タイヤ使用による工場設備の劣化が著しく、多くの廃タイヤが行き場を失いつつあります。
そこで注目され始めたのがケミカルリサイクルですが、弊社はその一手段としての油化事業に着手いたしました。
これと同時に、廃プラスチック処理等への応用も視野に入れています。
01. Waste tire and plastic oil
02. Micro・Nanobubbles
マイクロバブル・ナノバブル事業
弊社マイクロバブル・ナノバブル発生装置は、一般的な汎用ポンプ(水中ポンプなど)に取り付けて給水するだけで、吸気部より自然吸気されてマイクロバブル・ナノバブルを含んだ曝気水を生み出せます。マイクロバブル・ナノバブルを含んだ曝気水を利用して、曝気槽/調整槽/湖沼など大きな水域でも効率的に好気化できます。マイクロバブルは、通常の気泡に比べて内圧が高く、液中に通常の気泡よりも長く滞留できます。弊社開発のナノバブルであれば、更に長時間、液中に滞留できます。例えば、大きな水域でご利用になれば、溶存酸素を効率よく向上させて、尚且つ長時間、水中に維持できます。
スレート構造であることから、様々な物質が混ざった汚水でも目詰まりせず、低圧損でエネルギー効率が良く、メンテナンスフリーで様々な用途で利用できます。大流量対応もできますので、是非、一度お問い合わせください。
MSEミキサー事業
MSEミキサーは、多数の小貫通孔及び中央に大貫通孔を有する混合エレメントの積層体を、リング板及びブラインド板により保持したものです。MSEミキサーに流入した流体は、積層体内部で連通する多数の小貫通孔を流通する際に分割・合流等により混合されるとともに、乱流や渦流等によっても混合されます。
外開きの混合エレメントAおよび内開きの混合エレメントBを交互に重ね、ブラインド板およびリング板により挟持します。混合エレメントAと混合エレメントBは、積層状態で互いの貫通孔間の仕切壁が重ならないように設計されています。そのため、MSEミキサーに供給された流体を半径方向に流通させることができます。
MSEミキサーに流体を供給すると、ブラインド板により直進を妨げられた流体は、MSEミキサーの内部に流入し、積層体内部を流通して外周部から流出します。流体はMSEミキサー内部の複雑に連通する貫通孔を流通する際に、積層方向および半径方向に分割・合流やせん断等を繰り返すことにより、効率的に混合されます。
MSEミキサーはスタティックミキサー、撹拌翼、ポンプミキサー、MSE撹拌子として使用することができます。
03. MSE Mixer